Archive for the ‘交通事件’ Category
神奈川県横浜市磯子区の刑事事件 人身事故を起こすも弁護士が医師免許取消し回避
神奈川県横浜市磯子区の刑事事件 人身事故を起こすも弁護士が医師免許取消し回避
【ケース】
A(53歳男性・医師)が神奈川県横浜市磯子区内を自転車で走行していたところ、左折した拍子にV(24歳男性・土木作業員)と接触しました。
神奈川県磯子警察署はこれを人身事故として扱い、Aさんを過失傷害罪の疑いで取調べを受けることになりました。
Aさんは、今回の人身事故により医師免許が取り消されるのではないかと不安になったため、弁護士に医師免許の取消しを回避できないか相談しました。
(フィクションです。)
【自転車による人身事故】
自転車は自動車と同じく車両に含まれますが、人身事故を起こした際に適用される法令は異なっています。
自動車による人身事故の場合、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律(通称:自動車運転処罰法)が適用されます。
それに対し、自転車による人身事故の場合、過失傷害罪などを規定している刑法が適用されます。
人身事故に対する罰則という観点で比較すると、自転車よりも自動車の方が重い刑が科される傾向にあります。
たとえば、過失致死罪の刑が最も重いもので50万円の罰金である一方、過失運転致死(傷)罪の刑は最も重いもので7年以下の懲役となっています。
【医師免許取消しのリスクを回避するには】
ケースでAが疑われている過失傷害罪は、法定刑が30万円以下の罰金または科料となっています。
医師法によれば、罰金以上の刑に処せられると医師免許を取り消されるおそれが生じることから、医師免許取消しのリスクを回避するには罰金刑を阻止しなければなりません。
ケースで罰金刑を阻止して医師免許取消しのリスクを回避するなら、Vとの示談が重要となってきます。
過失傷害罪は親告罪であるため、示談により告訴を防いだり、その取消しを実現したりすれば、起訴されて罰金が科されることはなくなります。
示談交渉は弁護士の得意分野なので、特に医師免許の取消しが掛かっているケースは、弁護士に示談を依頼するとよいでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、示談の経験豊富な弁護士が、医師免許をはじめとする資格取消しを防ぐべく迅速に示談交渉を行います。
人身事故を起こして医師免許の取消しが不安なら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(初回の法律相談は無料です)
神奈川県川崎市宮前区で飲酒運転によるひき逃げ事故―初回接見とは何か
神奈川県川崎市宮前区で飲酒運転によるひき逃げ事故―初回接見とは何か
【ケース】
神奈川県川崎市宮前区に住むAは、川崎市宮前区内の飲食店で酒を飲み、飲酒運転をして川崎市宮前区内の自宅に帰ろうとしました。
しかし、飲酒運転中に歩行中のV(50代女性)を轢いてしまい、怖くなったAは救急車や警察官を呼ばずに立ち去りました。
幸い、Vは軽傷で済みました。
川崎市宮前区を管轄する宮前警察署の警察官は捜査の結果、ひき逃げ事故として逮捕しました。
Aの両親は、刑事事件専門の弁護士に初回接見を依頼しました。
(フィクションです。)
【飲酒運転でのひき逃げ事故】
ケースのAは、飲酒運転の上ひき逃げ事故を起こしています。
飲酒運転であった場合でも、飲酒運転でなかった場合でも、過失によって起きた人身事故で人を怪我させた場合、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」(自動車運転処罰法)の5条(過失運転致死傷罪)にあたります。
法定刑は「七年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金」(同条)です。
加えて、ひき逃げは「救護義務違反」(道路交通法72条)になり、過失運転致傷罪に併合されます。
しかしケースの場合、飲酒運転をしていた場合の人身事故で、飲酒運転の発覚を遅らせようとしたと捜査機関が判断した場合「過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪」という罪(自動車運転処罰法4条)に問われます。
過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪の法定刑は十二年以下の懲役です。
【飲酒運転で初回接見?】
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件・少年事件を専門とする弁護士事務所です。
弊所では、飲酒運転やひき逃げ事故(人身事故)といった交通事故での刑事事件も取り扱い実績が豊富です。
飲酒運転に限らず、ご家族が現在逮捕・勾留されている場合、弊所では「初回接見サービス」をご案内しています。
初回接見サービスとは、「3万円(税別)+みなし交通費」を頂くことで、1回に限り、弁護士が在監場所に行って直接話を聞き、依頼者様にご報告させて頂くサービスです。
初回接見サービスでは、被疑者ご本人に逮捕時の状況等を伺う事で、状況を確認します。
そして、ご報告の場では、今後の捜査の見通しや、考えられる弁護活動、費用面についてご説明いたします。
とりわけ刑事事件・少年事件専門の弁護士に依頼したいが、費用が心配、という方には良いサービスかと思います。
神奈川県川崎市宮前区にて、ご家族が飲酒運転によるひき逃げ事故で逮捕された場合は、弊所弁護士による初回接見サービスをご検討ください。
(宮前警察署までの初回接見費用―38,400円)
神奈川県三浦郡葉山町で過失運転致死罪―無罪を求めて弁護士へ
神奈川県三浦郡葉山町で過失運転致死罪―無罪を求めて弁護士へ
【ケース】
神奈川県三浦郡葉山町に住むAは早朝、三浦郡葉山町の公道を車で運転中、前方を走行中の車両に轢かれて倒れていた被害者V(91歳・男性)をはねてしまいました。
Aはすぐさま通報し、救急隊員と警察官を呼びましたがVは死亡しました。
三浦郡葉山町を管轄する葉山警察署の警察官は、Aを過失運転致死罪で任意同行を求め、葉山警察署で調書を書き、後日また呼び出すからと言われました。
Aは、運転中にVに接触したことは事実だが、前の車が轢いた結果被害者が倒れたため、自身は避けようがなく、過失は無く無罪ではないかと考え、弁護士に相談しました。
(平成30年10月11日付西日本新聞社のネット記事を基にしたフィクションです。)
【過失運転致死罪とは】
自動車での死亡事故について、従来は業務上過失致死罪(刑法211条)が適用されていました。
しかし、飲酒運転などの悪質な事故の増加等を背景に、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」(通称:自動車運転処罰法)が制定され、自動車事故の厳罰化が図られました。
過失運転致死罪は、自動車運転処罰法5条で「自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、七年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる。」と規定されています。
つまり、「運転上必要な注意を怠」らずに起きた偶発的に起きた事故では、過失運転致死罪は成立しません。
【無罪を求めて弁護士へ】
無罪を求める、というと、本当は殺人をしていないのに殺人犯扱いをされた、というような場合を真っ先に浮かべるでしょう。
勿論、全く身に覚えのない、いわゆる冤罪の場合も無罪を求める弁護活動が必要です。
しかしそれだけではなく、我が国は罪刑法定主義を採用しておりますので、法律に基づかなければ人を処罰することが出来ません。
ケースのように事故を起こしたことは事実だが、過失が無いため過失運転致死罪には当たらず、無罪であるという主張は成立するのです。
神奈川県三浦郡葉山町にて、過失運転致死罪で取調べを受ける予定だが、過失が無いため無罪主張をしたいと考えられている方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士による無料相談をご利用ください。
(葉山警察署までの初回接見費用―39,900円)
神奈川県小田原市であおり運転―交通違反(刑事事件)に対応の弁護士
神奈川県小田原市であおり運転―交通違反(刑事事件)に対応の弁護士
【ケース】
神奈川県小田原市に住むAは、小田原市内の一般道路を走行中、交差点内でクラクションを鳴らされたことから頭に血が上り、クラクションを鳴らした運転手Vの車を執拗に追いかけ、車間距離を詰める、先回りして急停車・蛇行運転を繰り返す等のあおり運転をしました。
結局AはVを20分に渡り追いかけましたが、Vからの通報を受けて臨場した警察官に制止・逮捕され、同日釈放されました。
Aは、交通違反で刑事事件になった場合にも対応する弁護士に無料相談しました。
(フィクションです。)
【あおり運転について】
平成29年に発生した、東名高速道路でのあおり運転死亡事故の発生以来、あおり運転での取り締まりは強化されているようです。
あおり運転によって被害者が死亡・怪我をした場合は、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」の2条各号に規定がある危険運転致死傷罪で処罰される可能性があります。
では、ケースのようにあおり運転を行ったものの、幸い被害者が死傷していない場合はどうなるのでしょうか。
①まず、比較的軽度なあおり運転であれば、道路交通法違反で処罰される可能性があります。
例えば、被害車両と被疑者車両の車間距離が短かった場合、道路交通法26条に違反し、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処されます。(同法119条1項1号の4)
②次に、ケースのような危険なあおり運転の場合は、刑法208条の定める暴行罪が適用される可能性があります。
暴行罪の言う「暴行」とは「不法な有形力(物理力)の行使」を指します。
つまり、ケースのように実際には身体に接触していない場合でも、「傷害の結果を生じさせる危険」があれば、適用される可能性があります。
【交通違反で刑事専門の弁護士へ】
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の弁護士事務所です。
もちろん、交通違反で刑事事件化した場合の弁護活動につきましても、実績がございます。
飲酒運転・ひき逃げ・スピード違反・あおり運転など、交通違反で刑事事件化して、刑事上の罰則を受ける場合もございます。
重大な交通違反の場合、軽く考えずに弁護士に相談することをお勧めします。
神奈川県小田原市であおり運転をしていて交通違反で逮捕された方が居られましたら、弊所弁護士による無料相談をご利用ください。
(小田原警察署までの初回接見費用―41,560円)
神奈川県横浜市中区で飲酒にて危険運転致傷罪―少年事件に対応する弁護士
神奈川県横浜市中区で飲酒にて危険運転致傷罪―少年事件に対応する弁護士
【ケース】
神奈川県横浜市中区に住むA(19歳・会社員)は職場の飲み会で飲酒をし,そのまま自家用車を運転して帰宅途中でした。
その際Aは,信号機のない横断歩道を歩行中のV(38歳・会社員)をはねてしまい,怪我をさせてしまいました。
Aは,駆け付けた警察官によって,危険運転致傷罪で現行犯逮捕されました。
(フィクションです。)
【危険運転致傷罪について】
ケースでAは,未成年者でありながら飲酒をしており,更には飲酒運転をしています。
このような状況で運転したことによって人を怪我させた場合は,危険運転致傷罪に問われる可能性があります。
危険運転致傷罪は,アルコールや薬物の摂取をしての運転,運転の制御が困難なほどの速度超過による運転,技能を持たない者の運転,信号無視あるいは無免許運転といった,悪質な運転により事故を起こした場合に問われる罪です。
よって,通常の過失運転致傷・致死罪とは異なり,法定刑も重くなります。(怪我をさせた場合「十五年以下の懲役」,死亡させた場合は「一年以上の懲役」。)
【少年事件に対応する弁護士】
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件・少年事件を専門とする弁護士事務所です。
弊所弁護士はこれまで,数々の少年事件を担当してまいりました。
少年事件,つまり20歳未満が刑事事件に該当する罪を犯した場合,刑事事件の場合の手続きとは異なります。
身柄事件の場合,多くは逮捕・勾留された段階までは成人の事件と同じ流れになります。
しかし,勾留が満期になった場合,検察官は必ず家庭裁判所に送致します。
送致された少年に対し,家庭裁判所の裁判官は家庭裁判所調査官に少年の調査を命じます。
そして調査官の調査の結果を踏まえ,裁判官は少年に対して審判を開くか検討し,審判をした場合は不処分あるいは処分の内容を検討します。
また裁判官は,少年の年齢が20歳を超えた場合や,殺人罪などの悪質な事件であれば,逆送致をして,成人事件と同様の刑事手続きを選択することもできます。
以上のように,少年事件は刑事事件と手続きが違うため,少年事件の経験が豊富な弁護士を付けることをお薦めします。
神奈川県横浜市中区でお子さんが飲酒したことにより危険運転致傷罪に問われた場合,弊所弁護士による初回接見サービスをご利用ください。
(伊勢佐木警察署までの初回接見費用―35,100円)
神奈川県横浜市瀬谷区で自転車による飲酒運転?―贖罪寄付で弁護士へ
神奈川県横浜市瀬谷区で自転車による飲酒運転?―贖罪寄付で弁護士へ
【ケース】
神奈川県横浜市瀬谷区に住むAは、神奈川県横浜市瀬谷区内の飲食店で大量に酒を飲み、電柱にぶつかる等してフラフラになりながら自転車を運転し、帰路を目指していました。
しかし、自転車を運転中に警ら中の警察官に見つかり、Aは飲酒運転で逮捕されました。
Aは酔いがさめ、飲酒については認めたものの運転はした覚えがないと話しています。
Aの両親は弁護士に依頼し、贖罪寄付の手続や金額について相談しました。
(9月13日付各社報道の事件を基にしたフィクションです。)
【自転車についての法律】
先日、酒を飲んで歩道で自転車を運転していた女性が逮捕されたというニュースが各種報道で流れ、驚いた方もおられるかと思います。
自転車は道路交通法(以下、道交法)上、「軽車両」という扱いになります。
よって原則車道を走る、信号に従うといったルールは当然に適用されます。
【自転車で飲酒運転?】
飲酒運転は道交法65条1項で「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。」と規定されているため、自転車での飲酒運転も禁止されています。
飲酒運転は運転当時の状態によって「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の2種類に分けられます。
酒酔い運転とは、酒を飲んで「車両等を運転した者で、その運転をした場合において酒に酔つた状態にあつたもの」(道路交通法117条の2第1号)を指し、自転車であっても五年以下懲役又は百万円以下の罰金に処される可能性があります。
酒気帯び運転に関しては、酒酔い運転のような「正常な運転が出来ない恐れがある状態」にまでは至らないものの、一定以上のアルコールが検知された場合を指します。
こちらは道路交通法117条の2の2第3号で「軽車両を除く」と書いていますので、自転車は罰則を受けません。
(もっとも、同65条1項のいう飲酒運転である以上、罰則規定がないだけで違法に変わりありません。)
【贖罪寄付で弁護士へ】
人身事故等を起こしていない自転車等による飲酒運転のように、被害者がいない刑事事件等で用いられるのが、贖罪寄付です。
贖罪寄付は、被疑者・被告人が全国の弁護士会や法テラスといった機関に寄付をするもので、贖罪寄付をした証明書が交付されます。
そして贖罪寄付の寄付金は、被害者支援等に充てられます。
贖罪寄付は、贖罪の気持ちを表現する手段であり、情状弁護に役立つ場合があります。
神奈川県横浜市瀬谷区で自転車による飲酒運転で逮捕され、贖罪寄付をお考えの場合は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士による初回接見をご利用ください。
(瀬谷警察署までの初回接見費用―36,500円)
神奈川県横須賀市で無免許運転―重大な交通違反にも対応する弁護士
神奈川県横須賀市で無免許運転―重大な交通違反にも対応する弁護士
【ケース】
神奈川県横須賀市に住むAは、生まれて一度も自動車の免許を取得していないにもかかわらず、40年以上前から無免許運転を繰り返していました。
Aは40年間無事故・無違反でしたが、ある日電柱に衝突する物損事故を起こしてしまい、近隣の目撃者の通報によって駆け付けた横須賀市を管轄する横須賀警察署の警察官にAが無免許運転をしていたことが発覚しました。
Aは無免許運転のような交通違反の場合でも刑事罰を受ける可能性がある聞き、重大な交通違反にも対応している弁護士に相談しました。
(フィクションです。)
【無免許運転について】
皆さんがご存知の通り、我が国の公道で自動車等の車両を運転する場合、各都道府県の公安委員会等が交付する免許証を所持・携帯していなければなりません。
免許証を持っていない、いわゆる無免許の状態で運転した場合、道路交通法117条の2の2により「三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処」される可能性があります。
【重大な交通違反は弁護士へ】
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件・少年事件専門の弁護士事務所です。
これまで、重大な交通違反による弁護活動についても経験があります。
一時停止無視や法定速度を30km/h以下のオーバーにより、青色の反則切符を切られたことがある人も少なくないかもしれません。
このような事件であっても、刑罰は予定されています。
例えば、一時停止を無視した場合であれば、道路交通法43条に違反し、同法119条1項2号により「三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処」されることになります。
しかし、交通違反の中でも比較的軽微な交通違反であれば、交通反則通告制度により、反則金を収めることで終了する場合が多いです。
これが、俗に言う青切符です。
ただし、無免許運転や飲酒運転、大幅な速度超過など、重大な交通違反の場合、交通反則通告制度が適用されず、場合によっては裁判によって実刑に処される可能性があります。
神奈川県横須賀市で無免許運転が発覚する重大な交通違反があり、弁護士をお探しの方が居られましたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士による無料法律相談をご利用ください。
(横須賀警察署までの初回接見費用―37,800円)
神奈川県中郡大磯町で暴走族―観護措置回避を求め弁護士へ
神奈川県中郡大磯町で暴走族―観護措置回避を求め弁護士へ
【ケース】
神奈川県中郡大磯町に住むA(18歳・高校生)は,バイクの免許証を持ち,自己の所有するバイクで仲間と暴走する,いわゆる暴走族の一員です。
Aはある日,暴走族の一員として中郡大磯町の路上でバイクの暴走をしていました際,通報を受けた中郡大磯町を管轄する大磯警察署の警察官のパトカーに追われました。
Aら暴走族のメンバーは,制止を命じる警察官に対し,蛇行運転・急停止・爆音を鳴らすなど,挑発行為を繰り返しました。
大磯警察署の警察官は,Aを含む暴走族のメンバーを,道路交通法違反(共同危険行為)で逮捕しました。
(フィクションです。)
【共同危険行為とは何か】
共同危険行為という言葉は,聞き慣れない方も多いかと思います。
共同危険行為は道路交通法68条に規定があり,「二人以上の…運転者は、道路において二台以上…連ねて通行させ、又は並進させる場合において、共同して、著しく道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく他人に迷惑を及ぼすこととなる行為をしてはならない。」とされています。
これは,2台以上でいわゆる暴走族が行う,広がり行為や蛇行走行等が当てはまります。
違反した場合,「二年以下の懲役又は五十万円以下の罰金」に処されます。(道路交通法117条の3)
【観護措置回避を求めた弁護活動】
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,刑事事件・少年事件専門の事務所です。
弊所弁護士は,これまで多数の少年事件を取り扱ってきました。
暴走族による共同危険行為のうち少年事件の場合,逆送致がなされない限り,裁判で罰金や懲役に処されるわけではなく少年審判によって処分が決定します。
この審判を行う上で,裁判官は必要に応じて少年の精神鑑定を行います。
精神鑑定は,基本的に少年鑑別所という施設に送られます。
少年鑑別所に送致された場合,最大で8週間の身体拘束が為されます。
その期間,少年は学校や職場に行けず,退学・解雇される可能性があります。
神奈川県中郡大磯町で,暴走族の一員である少年が暴走行為による道路交通法違反(共同危険行為)で逮捕され,観護措置を受ける可能性がある方がご家族におられましたら,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご連絡ください。
(大磯警察署までの初回接見費用-40,500円)
神奈川県横須賀市で集団暴走の共同危険行為―少年院回避で弁護士へ
神奈川県横須賀市で集団暴走の共同危険行為―少年院回避で弁護士へ
【ケース】
神奈川県横須賀市に住むA(19歳・会社員)は、バイク仲間十数人と、縦列で走行する集団暴走を行いました。
しかしAらは、集団暴走をしていたとの通報を受けて出動した横須賀市を管轄する浦賀警察署の警察官に逮捕されました。
Aには既に一度、集団暴走による共同危険行為(道路交通法違反)で逮捕されたことがあるため、今度こそ少年院になる可能性があると考え、Aの両親は少年院回避を求め弁護士に無料相談しました。
(フィクションです。)
【共同危険行為について】
共同危険行為とは、公道で共同して危険な運転をする行為を指します。
道路交通法68条では、「二人以上の…運転者は、道路において二台以上…連ねて通行させ、又は並進させる場合において、共同して、著しく道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく他人に迷惑を及ぼすこととなる行為をしてはならない。」と定めています。
Aらの集団暴走は、2人以上の運転で2台以上連ねて走行させ、共同して著しく交通の危険を生じさせているため、共同危険行為とみなされ、道路交通法に違反する可能性があります。
【少年院回避を求める弁護活動】
少年院とは、家庭裁判所の少年審判で裁判官が下した保護処分の決定により、「健全な育成を図ることを目的として矯正教育、社会復帰支援等を行う」施設です。
少年院では、少年の生活指導や職業指導、教科指導など様々な教育が施されています。
少年院での矯正教育は有効である部分も多いです。
一方で、就職している者は会社を、学校に通っている者は学校を、辞めなければならないというデメリットもあります。
少年院を回避するための弁護活動としては、以下の内容が考えられます。
(家庭裁判所に送致された後、弁護士は弁護人から付添人という呼称に変わります。)
①少年にとって身に覚えのない事件だった場合
少年の無実を審判にて主張する必要があります。
②少年が事件の関与を認めている場合
付添人は、少年がしっかりと反省している状況や、保護者の監督が改善されている様子などを書面化し、意見書という形で少年院送致が妥当ではないことを示します。
神奈川県横須賀市で、子どもが集団暴走をしたことで共同危険行為とみなされて逮捕され、少年院送致を回避したい方が居られましたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士による初回接見サービス(有料)をご利用ください。
(浦賀警察署までの初回接見費用―39,400円)
神奈川県逗子市で信号無視による危険運転致死罪―刑事事件専門弁護士
神奈川県逗子市で信号無視による危険運転致死罪―刑事事件専門弁護士
【ケース】
神奈川県逗子市に住むAは、職場で仕事をした後、自己の運転で自宅に帰宅途中でした。
Aは逗子市内の一般道路(制限速度50km/h)を走行中、進行方向の交差点にある信号機が黄色に変わったのを見て、時速90kmまで加速して、交差点に進入しました。
しかし、既に進行方向の信号は赤に変わっていました。
その際、右方向から青信号に変って交差点に進入してきた自動車(運転手V)と衝突しました。
Aは慌てて通報しましたが、救急隊員によってVの死亡が確認されました。
現場に駆け付けた逗子市を管轄する逗子警察署の警察官は、Aを危険運転致死罪で逮捕しました。
(フィクションです。)
【信号無視での危険運転致死罪】
危険運転致死罪は、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」(略称、自動車運転処罰法)2条に規定されています。
同法2条は、各号でどのような行為が危険運転致死罪にあたるかについて列挙しています。
信号無視は、同法2条5号で「赤色信号又はこれに相当する信号を殊更に無視し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為」を危険運転致死罪にあたる行為としていますので、Aの行為は危険運転致死罪にあたる可能性が高いです。
危険運転致死罪の場合の法定刑は「一年以上(二十年以下)の有期懲役」です。
【刑事事件専門と弁護士】
自動車や自動二輪等を運転していて事故を起こした場合、刑事上の責任・民事上の責任・行政上の責任の3つの責任を問われる可能性があります。
民事上の責任については、被害者の遺族による損害賠償請求訴訟などが考えられますし、行政上の責任は、免許取り消しなどが考えられます。
そして刑事上の責任については、刑事裁判により刑罰が科される可能性があります。
危険運転致死罪は懲役刑のみですので、裁判になって有罪判決を受け、執行猶予が付かなかった場合には実刑(刑務所等に行くこと)になります。
刑事事件と民事事件では、問題解決に至るまでのプロセスの違いが多々ございます。
その中でも、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件と少年事件のみを取り扱っています。
民事事件も刑事事件も、同じ弁護士という立場で活動を行いますが、刑事事件でお困りの場合であれば、刑事事件の経験が豊富な刑事事件専門の弁護士に相談することをお勧めします。
神奈川県逗子市で信号無視による危険運転致死罪で身内の方が逮捕された場合、弊所の初回接見サービス(有料)をご利用ください。
(逗子警察署までの初回接見費用―38,700円)