綾瀬市の刑事事件~通貨偽造・同行使罪で逮捕 裁判員裁判対象事件にも強い弁護士
神奈川県綾瀬市内でタクシーに乗車したAは、自宅の高性能プリンタを利用して偽造した偽千円札を手渡し、行使しました。
その数年後、管轄の神奈川県大和警察署の警察官に、偽造通貨行使罪で逮捕され、さらに通貨偽造罪について追送致されました。
(事例はフィクションです。)
【通貨偽造、同行使罪の捜査】
捜査機関が通貨偽造・同行使事件を認知する端緒としては、行使を受けた被害店舗の方が、銀行に売上金を納めたところ発覚するケースが多く、その他、たまたまお釣りとして受け取った通貨に少し違和感を覚え、捜査機関や銀行に届け出して発覚するケースもあります。
通貨偽造、偽造通貨行使罪の発生件数が少ないのでは、と思われる方もいるかもしれません。
ですが、警察庁のHPによりますと、平成28年中の偽造銀行券の発見枚数は、2,730枚もあります。
警察庁では日本銀行等と連携して、偽造通貨の行使事例や真貨との見分け方を紹介する等して対策を強化しています。
通貨偽造・同行使罪は、経済的秩序を害する犯罪であるため大変重い刑罰が定められており、法定刑は「無期又は3年以上の懲役」です。
時効も15年と長く、それまでの間、捜査も継続されます。
【裁判員裁判対象事件とは】
通貨偽造・同行使罪は、起訴された場合、裁判員裁判対象事件となります。
裁判員裁判とは、市民の方が裁判官と一緒に、有罪か無罪、有罪の場合はその量刑を決める制度のことです。
裁判員裁判は、参加している市民の方にも分かりやすい裁判をする必要があります。
また、裁判員裁判では、通常の刑事裁判とは異なる手続も多く、刑事弁護の経験が豊富な弁護士に依頼することをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、裁判員裁判も多数経験しております。
弊所では、神奈川県綾瀬市の刑事事件にも対応しておりますので、ご家族が、神奈川県大和警察署で、通貨偽造・同行使罪等の刑事事件で逮捕されご不安な方は、早期に弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士が行う初回の接見サービスをお申込み下さい。
(神奈川県大和警察署 初回接見費用:3万6800円)