サイバーパトロールで発覚? 神奈川県川崎市の児童への性犯罪事件なら弁護士へ
神奈川県川崎市川崎区に住むAは、インターネット上で児童ポルノを公開していたところ、後日、神奈川県川崎警察署の警察官が自宅を訪れ、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、任意同行を求められました。
Aは、神奈川県川崎警察署で取り調べを受けた際、サイバーパトロールにより発覚したと知りました。
自宅に戻ったAは、今後の手続きに不安になり、児童に対する性犯罪事件に詳しい弁護士に相談しました。
(事例はフィクションです。)
【サイバーパトロールで事件が発覚?】
現在、各都道府県警察では、インターネットを利用した犯罪を、未然防止・早期発見するため、情報セキュリティに詳しいサイバー捜査官を採用したり、またサイバーセキュリティの専門家をアドバイザーとして顧問を依頼する等、取り締まりを強化しています。
取り締まりの強化事例の1つとして、警察官による「サイバーパトロール」(インターネット上で行うパトロールのこと。通称「ネットパトロール)が行われています。
また、従来から行われている、「少年補導(街頭で、児童に声を掛けて行う補導)」についても、近年は、「サイバーパトロール」により、不適切な行為を行う児童を発見し、その後、直接児童と接触して「補導」する、「サイバー補導」も行われています。
【児童に対する性犯罪事件もサイバーパトロールで発覚?】
児童に対する性犯罪事件についても、サイバーパトロールを端緒として、事件が発覚するケースがあります。
事例としては、冒頭記載のAさんのような、インターネット上に児童ポルノを公開した、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)事件では、サイバーパトロールを端緒に事件が発覚することがあります。
また、サイバーパトロールにより、警察官が、インターネット上で、買春を誘う投稿をした児童を発見し、サイバー補導を行ったことで、児童買春が発覚した事案もあるようです。
児童に対する性犯罪事件については、サイバーパトロールの強化対策のみならず、平成29年4月に、犯罪対策閣僚会議において、「児童の性的搾取等に係る対策の基本計画」が決定し、警察庁から各都道府県警察に対し、取り締まり強化について通達が出されていることからも、今後、さらに、児童に対する性犯罪事件について、取り締まり強化対策が推進されることとなります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、児童に対する性犯罪事件等、刑事事件を専門とした弁護士事務所です。
児童に対する性犯罪事件について、サイバーパトロール等により突然警察から呼び出しを受けた等、ご不安な方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談下さい。
(神奈川県川崎警察署 初回接見費用:3万6300円)