神奈川県海老名市で書類送検

2019-02-25

神奈川県海老名市で書類送検

【ケース】
神奈川県海老名市に住むA(50代男性・公務員)は、神奈川県内の地方公務員です。
ある日Aは、民間の中小企業社長Xから、Aが担当する補助金の関係で相談があると言われてXと話をしました。
Xの話とは、本来Xの会社は一定の基準を満たしていないため本来であれば補助金の対象外となり補助金を受け取ることが出来ないのですが、Aの役職上AがサインをすればXは補助金を受け取ることが出来ます。
そこで、Aにサインをして欲しいとのお願いでした。
Aとしては、貴重な財源故サインすることは妥当ではないと判断しましたが、Xが受け取る補助金のうち1パーセントをAに渡すという約束をしたところ、Aは納得しました。

その後、予算がおりてXは補助金を受け取りましたが、Aの部下の一人がAの収賄行為に気づき、内部告発をしました。
Aは在宅事件という形で海老名警察署の警察官から複数回取調べを受け、最後の警察官取調べで「近日中に書類送検するから」と言われました。
Aは、書類送検された後どうなるのかが分からず、弁護士に無料相談をしました。

(フィクションです。)

【収賄罪について】

収賄についての罪は、刑法197条以下で規定されていて、その種類は8種類ほどになります。
ケースの場合、違法な行為が無かったものの公務員という立場で職務に関して賄賂を受け取ったと判断された場合、単純収賄罪(刑法197条前段)にあたる可能性があります。
また、Aの署名が違法になされたと評価された場合、加重収賄罪(刑法197条の3第1項・2項)にあたる可能性があります。

単純収賄罪の法定刑は5年以下の懲役刑で、加重収賄罪の法定刑は1年以上(20年以下)の有期懲役です。

【書類送検について】

刑事事件は、「身柄事件」と「在宅事件」の2種類に分けることが出来ます。
このうち「身柄事件」とは、罪を疑われている被疑者を逮捕することによって身柄を拘束し、警察署内の留置場にて生活をしてもらい、必要に応じて警察官などからの取調べを受ける事になります。
当然、身柄拘束されている場合は会社や学校に行くことが出来ません。
一方で、在宅事件の場合は、ご自宅などで通常の生活をしながら、警察官などの捜査機関から呼び出しを受けた日にのみ出頭することになります。
在宅事件については、事件当初は逮捕されて身柄事件として進んでいたものの、処分保留で釈放するなどして在宅に切り替わるという場合もあります。

身柄事件の場合、逮捕された後48時間以内に被疑者は書類と一緒に警察署などから検察庁に送致され、そこで担当検察官がその後も勾留するための勾留請求をする必要があるかを判断し、勾留が必要であると認めた場合には送致から24時間以内に裁判所に勾留請求します。
しかし、在宅事件の場合は身柄を拘束されていませんので、書類のみ検察官に送致されます。
これが、書類送検です。
在宅事件の場合は、時間の縛りが設けられていませんので、書類送検のタイミングは警察官等の捜査官によります。
在宅事件では、警察官からの取調べが終わってしばらく連絡が来なかったため終わったと思っていたところ、書類送検されていたという事もあるようです。
しかし、事件の捜査自体は進みますので、気づかないまま書類送検された事件がそのまま起訴されるという可能性もあります。
そのため、書類送検される前に弁護士に弁護活動を依頼することをお勧めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件・少年事件を専門とする弁護士事務所です。
弊所弁護士は、逮捕・勾留された身柄事件のみならず、書類送検された等在宅での事件についても対応しています。

神奈川県海老名市内で収賄罪により書類送検された方が居られましたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士による無料相談をご利用ください。

初回のご相談:無料
神奈川県海老名警察署での初回接見費用:36,600円

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