(葉山町の刑事事件) 不正指令電磁的記録作成罪~少年のサイバー犯罪に強い弁護士
~サイバー犯罪検挙事例~
少年(14)は、パソコン内にあるファイルを暗号化して解除のために金銭を要求する機能を有するコンピュータ・ウィルス(ランサムウエア)を作成した。
(事例は神奈川県警察HP掲載「平成29年上半期中の神奈川県警察におけるサイバー犯罪の検挙状況等について」掲載の検挙事例を基にしたフィクションです。)
≪サイバー犯罪を取り締まる法律~不正指令電磁的記録に関する罪~≫
不正指令電磁的記録とはいわゆるコンピュータ・ウイルスをいい、不正指令電磁的記録を作成、提供等した場合、刑法の不正指令電磁的録作成、取得等罪に問われます。
この条文は、多発するサイバー犯罪に対処するため刑法の一部が改正され、平成23年7月から施行されたもので、具体的には、不正指令電磁的記録を
・作成、提供、供用(刑法第168条の2、法定刑:3年以下の懲役又は50万円以下の罰金)
・取得、保管(同法第168条の3、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金)
する行為について罰則が設けられました。
≪少年によるサイバー犯罪なら刑事事件専門の弁護士にご相談を≫
サイバー犯罪は少年による事件も多く、上記事例の他、不正アクセス禁止法違反及び電子計算機使用詐欺事案でも少年が検挙されています。
~事例~
『ショッピングサイトのアプリに他人のID・パスワードを無断で入力して不正アクセスし、ドラッグストアなどにおいて、利用権者であるかのように装い、同アプリ内に表示される保有ポイントを使用して、化粧品や日用品を詐取した。(参照:上記神奈川県警察HPに同じ。)
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件、サイバー犯罪事件等の刑事事件に特化した弁護士事務所です。
弊所は神奈川県三浦郡葉山町の刑事事件も取り扱っておりますので、少年がサイバー犯罪で逮捕、又は任意で取り調べ要請を受けた等と今後についてご相談したい方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までお問合せ下さい。
(神奈川県葉山警察署 初回接見費用:3万9900円)