神奈川県平塚市の刑事事件 電子計算機使用詐欺罪で逮捕され弁護士が接見
A(37歳・システムエンジニア)は、神奈川県平塚市在住のV(22歳・看護師)のインターネットバンキングにログインし、自身の口座へ5万円を振替送金しました。
その数日後、身に覚えのない送金が行われていることに気づいたVは、平塚警察署に被害届を出しました。
数か月後、Aは電子計算機使用詐欺罪等の疑いで逮捕されたため、弁護士がすぐに接見に向かいました
(上記事例はフィクションです)
【電子計算機使用詐欺罪とは】
電子計算機使用詐欺罪とは、コンピュータの普及に伴い起こり始めた詐欺被害に対応すべく、新たに制定された詐欺罪の拡張類型です。
通常の詐欺罪は欺く行為の対象が「人」に限定されており、処罰の隙間が生じてしまうことから、電子計算機使用詐欺罪の新設に至りました。
上記事例のAは、不正にログインしたVのインターネットバンキングにおいて、本来予定されていない5万円の送金操作を行っています。
これにより、Aの口座から5万円を引き出すことが可能になったことから、Aには電子計算機使用詐欺罪が成立し、10年以下の懲役が科されるおそれがあります。
【接見による事件の把握】
電子計算機使用詐欺罪をはじめとするサイバー犯罪は、捜査の際にコンピュータの解析を要する関係上、犯行から数か月経って逮捕されることが少なくありません。
このようなケースでは、被疑者の周囲だけでなく被疑者本人にとっても不意打ちとなるため、弁護士の接見による疑問の解消が重要な意義を持ちます。
特に、逮捕された被疑者本人としては、自分はいつまで留置されるのか、処分はどうなるかなどなど、悩みの種は尽きないでしょう。
そんなときに弁護士が接見すれば、これらの疑問に答えられるだけでなく、被疑者本人の要望に応じた適切な弁護活動を行うことができます。
様々なメリットがあるので、弁護士の接見は積極的に依頼するとよいでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件のプロとして、接見をはじめとする充実した弁護活動を行うことをお約束します。
電子計算機使用詐欺罪の疑いで逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(平塚警察署までの初回接見費用―39,100円)