【ひったくり事件と余罪捜査】横浜市栄区の刑事事件 少年が窃盗罪で逮捕されたら
横浜市に住む少年Aは、栄区を中心に、原動機付自転車に乗車して、ひったくりを繰り返していたところ、神奈川県栄警察署に捜査本部が設置され、後日、警察官に通常逮捕されました。
少年Aの両親は、ひったくりの余罪件数が100件以上もあると知って、今後について不安になり、少年事件、刑事事件を専門とする弁護士に相談しました。
(事例はフィクションです。)
【ひったくり事件】
ひったくりは、主に原動機付自転車や自動二輪車を使用して行われ、犯行時間も短いこと等から、被害者の方が現行犯逮捕するケースはあまりありません。
ですが、ひったくりは、重要窃盗事件に指定されており、各警察署においても防犯対策、被疑者の逮捕に力を入れています。
神奈川県警察のHPによりますと、平成29年中(9月まで)のひったくり発生件数は、県下だけで既に240件発生しています。
被疑者の検挙率は約75%と高い検挙率であることからも、ひったくりは重要捜査対象であることが分かります。
また、ひったくりは窃盗罪になりますが、被害者の方がひったくられる際に転倒する等して怪我をした場合等、強盗致傷罪に問われるケースもあります。
(警察庁HP:検挙事例:「13年11月から14年6月までの間,少年ら16人は,オートバイを利用し,通行人のバッグ等を窃取するひったくり事件を敢行していた。なかには,強盗致傷事件に発展する事件もあった。6月までに,少年ら16人を強盗致傷罪等で検挙した。)
【少年事件と余罪捜査】
ひったくりで通常逮捕する場合、捜査機関は、余罪についても、ある程度証拠を揃え、再逮捕できる準備をしている可能性がありますが、ひったくりの場合、余罪の件数もかなりの数になる可能性があります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件、刑事事件を専門にしている弁護士事務所です。
少年がひったくりで逮捕されたら、少年事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談下さい。
(神奈川県栄警察署 初回接見費用:3万7800円)