神奈川県相模原市緑区で不法投棄 取調べ対応は弁護士に相談
【ケース】
A(41歳・解体業)は、解体工事の際に生じた廃材数トンを神奈川県相模原市緑区内の山に運び、不法投棄をしていました。
その山は他の者による不法投棄が頻繁に行われており、Aとしては自分だけ何か言われるということはないだろうという気持ちでした。
ところが、不法投棄を始めてから数か月後、Aは廃棄物処理法違反の疑いがあるとして相模原北警察署から呼び出しを受けました。
Aさんが弁護士に相談したところ、弁護士はAさんに取調べ対応を話しました。
(フィクションです。)
【不法投棄について】
廃棄物(ごみ)を法令に従うことなく処理した場合、不法投棄として廃棄物処理法などにより罰せられる可能性があります。
意外と目にする不法投棄ですが、実は廃棄物処理法で5年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科されうる非常に重い罪です。
初犯でなおかつ程度が軽ければさほど高くない罰金で済むでしょうが、場合によっては厳しい刑罰も覚悟する必要があります。
加えて、仮に不法投棄が法人(会社など)の業務中に行われた場合、その法人に対して3億円以下の罰金が科されるおそれもあります。
以上のことから、安易な気持ちでの不法投棄は厳禁と言うべきでしょう。
【不法投棄をした場合の取調べ対応】
不法投棄に対する刑罰は、不法投棄した廃棄物の量に大きく左右されると考えて差し支えありません。
ここで問題となるのは、廃棄物の量に関して、捜査機関が疑う量と実際に不法投棄した量とが一致するとは限らないことです。
捜査機関が廃棄物の量を真実より多めに見積もっている場合、慎重に取調べ対応をしなければ過剰な刑罰が科されかねません。
他の者による不法投棄と合わせて莫大な量と判断されようものなら、最悪の場合懲役の実刑となったり不動産侵奪罪の疑いが生じたりします。
もし不法投棄の疑いで呼び出しを受けたら、事前に弁護士に取調べ対応を聞いておくのが得策です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、豊富な刑事事件の経験に基づき的確な取調べ対応をお伝えします。
不法投棄の疑いで取調べを受けるなら、まずは弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士ご相談ください。
(初回の法律相談は無料です)