神奈川県逗子市で売春防止法違反―通常逮捕されたら弁護士へ
【ケース】
神奈川県逗子市に住むA(40代女性)はビルの所有者で、逗子市内のビルの一角で風俗営業を行う女性Xらから賃料を貰い、営業のアドバイスをしていました。
Aは、女性Xらが自身のビルにて客から金銭を受け取っていわゆる本番行為をしていることを知っていましたが、それでも場所を提供し続けていました。
Aは、ある日突然自宅に来た逗子市を管轄する逗子警察署の警察官によって売春防止法違反で通常逮捕されました。
Aの夫は、売春防止法違反で通常逮捕された妻のため、弁護士に初回接見を依頼しました。
(フィクションです。)
【売春防止法について】
我が国では、売春防止法という法律によって売春行為等を禁止しています。
そもそも売春とは、「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交すること」を指します。(売春防止法2条)
ただし、売春行為そのものについては禁止こそしているものの(売春防止法3条)刑罰を設けていません。
それでは、どうしてAは通常逮捕されたのでしょうか。
売春防止法では、売春そのもののほかに売春の勧誘・斡旋・困惑等・場所の提供・資金の提供などの行為をも禁止していて、こちらには処罰規定を設けています。
Aの場合、売春防止法11条2項の「売春を行う場所を提供することを業とした者」にあたり、「七年以下の懲役及び三十万円以下の罰金」に処される可能性があります。
【通常逮捕で弁護士へ】
捜査機関が被疑者を逮捕する場合、通常逮捕・現行犯逮捕・緊急逮捕の3種類があります。
このうち通常逮捕とは、捜査機関が裏付け捜査をした上で裁判所に逮捕状を請求して、発布された逮捕状に基づいて被疑者を逮捕するものです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件・少年事件専門の弁護士事務所です。
ご家族が通常逮捕された場合であっても、捜査機関はご家族に事件の概要を教えてくれない場合がほとんどです。
ケースの場合、弊所弁護士は初回接見サービス(有料)というかたちで1度限り、通常逮捕されたAのもとに接見に行き、事件の概要等を依頼者様にお伝えします。
また、通常逮捕の執行に問題がなかったのかの確認を行います。
神奈川県逗子市で、ご家族が売春防止法違反で通常逮捕された場合、弊所弁護士による初回接見サービスをご利用ください。
(逗子警察署までの初回接見費用―38,700円)