神奈川県藤沢市にて嫌がらせで私文書偽造罪―示談を求め弁護士へ
【ケース】
神奈川県藤沢市に住むA(20代女性)は、藤沢市内の私立大学に通う大学生です。
Aは、同級生のV(20代男性)に嫌がらせをする目的でVの退学届を大学の学務課に提出しました。
その際、Vの名字の印鑑を購入し、押印しました。
Aとしては、どうせ退学にはならないだろうと思い嫌がらせのつもりで退学届を提出しましたが、Vは私文書偽造罪での被害届を藤沢警察署に提出しました。
藤沢警察署の警察官の捜査の結果退学届はAによって出されたものであると判明し、有印私文書偽造罪で取調べを受ける事になりました。
嫌がらせのつもりでやったことで有印私文書偽造罪に問われているAは、示談を求めて弁護士に相談しました。
(フィクションです。)
【有印私文書偽造罪について】
有印私文書偽造罪は刑法159条1項にその規定があり、「行使の目的で、…偽造した他人の印章若しくは署名を使用して権利、義務若しくは事実証明に関する文書若しくは図画を偽造した者は、三月以上五年以下の懲役に処する。」と定められています。
ケースでAはVの署名捺印を偽造して退学届を作成し、それを提出していますので、有印私文書偽造罪及び同行使罪(刑法161条1項)に当たる可能性があります。
【示談を求めて弁護士へ】
示談とは、加害者が被害者に対して事件についての謝罪と賠償を行う事です。
被害者がいる刑事事件の場合、示談を締結することで、必ず不起訴をはじめとした「いい結果」になるとは限りませんが、示談が締結されているか否かについては捜査機関や裁判官が処分等を下すうえで考慮する材料となる可能性は高いです。
そのため、示談は有効な弁護活動の1つと考えて良いでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件・少年事件を専門とする弁護士事務所です。
これまで、数多くの示談を経験して参りました。
示談は被害者の意向によって締結できるかが分かれるため、全ての事案で示談がうまくいくわけではありませんが、これまで数多くの示談交渉を経験してきた弁護士ができる限り満足のいく結果になるよう、交渉して参ります。
神奈川県藤沢市にて嫌がらせ目的で大学に対して他人の退学届を提出したことで有印私文書偽造罪に問われ示談を検討している方が居られましたら、弊所弁護士による無料相談をご利用ください。
(藤沢警察署までの初回接見費用―37,900円)