神奈川県逗子市でスマホ自転車の死亡事故―重過失致死罪で弁護士へ

2018-06-11

神奈川県逗子市でスマホ自転車の死亡事故―重過失致死罪で弁護士へ

【ケース】
神奈川県逗子市に住むAは、休日の晴れた日にドライブのため自転車で視界の良い歩道を走行していました。
その際、右手でスマホを操作して耳に挿しているイヤホンで流すための音楽を選曲しており、左手にはカバンを持っていたため、ハンドルはかろうじて支えられているもののブレーキが握れない状態でした。
そして、スマホを注視していたため、バスから降車してきた高齢者Vの存在にギリギリまで気づきませんでした。
Aは衝突する直前にVの存在に気づきましたが、スマホとカバンを持っていたせいでブレーキが間に合わず、Vに衝突し、Vは死亡しました。

逗子市を管轄する逗子警察署は、スマホを使用しながら自転車を運転した結果死亡事故を起こしたということで、重過失致死罪の疑いで取調べを行いました。

(実際の事例をもとにしたフィクションです。)

重過失致死罪について】
自転車を運転し、わざとでなく不注意な運転をしていた場合に起こした事故で、被害者が死亡した場合は過失致死罪(刑法210条)が考えられます。
過失致死罪の法定刑は50万円以下の罰金です。

この他に、重過失致死罪(刑法211条後段)という罪名があります。
重過失致死罪とは、ほんの少しでも注意をしていれば防げたにもかかわらず、ほんの少しの注意すら怠って起こした事故などでは、重過失致死罪が適用される場合が考えられます。
重過失致死罪の法定刑は「五年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金」ですので、過失致死罪(法定刑が50万円以下の罰金)に比べて重い刑となっています。

ケースのAは、天気の日に視界の良い歩道を走行していながら、スマホを注視していて被害者に気づくことに遅れ、結果として死亡事故を起こしています。
そのため、Aは重過失致死罪に問われる可能性があります。

重過失致死罪での弁護活動】
重過失致死罪で逮捕・勾留される場合は、勾留を阻止するための身柄解放の弁護活動を行います。
その他、被害者遺族に謝罪と賠償を行うことで、示談を結ぶ活動を行います。
しっかりとした内省状況が見え、被害者対応などがしっかりと出来ていれば、重過失致死罪でも執行猶予付きの判決を取れるケースもあります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事弁護専門の法律事務所です。
神奈川県逗子市でスマホを使いながらの自転車死亡事故を起こされた方やそのご家族の方は、弊所までご相談下さい。

逗子警察署までの初回接見費用―38,700円)

ページの上部へ戻る