神奈川県横浜市栄区で信用毀損罪―SNSでの刑事事件で弁護士へ
【ケース】
神奈川県横浜市栄区に住むAは、近くのスーパーマーケット(V店舗)で買い物をした際、店員の態度に不快感を覚えました。
そこでAは自宅に戻り、「V店舗のコロッケに虫が混入していた」と事実に反する内容を、誰もが閲覧できる設定でSNSに投稿しました。
後日、V店舗の経営者は投稿の存在を知り、横浜市栄区を管轄する栄警察署に被害届を提出しました。
そして栄警察署の警察官は、捜査の結果Aが被疑者である証拠を得たため、Aを信用毀損罪で逮捕しました。
(フィクションです。)
【信用毀損罪について】
信用毀損罪は、刑法233条で「虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。」と規定されています。
虚偽の風説を流布するとは、事実に反する噂を伝播する(広める)ことを言います。
信用を毀損することについては、一般的な信用ではなく、経済的な信用を意味します。
ケースでは、事実に反する噂をSNSで広めることにより、V社の商品の品質に対する信用を損壊したことで業務を妨害したと認められ、信用毀損罪と認められる可能性があります。
【SNSでの刑事事件も弊所へ】
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の弁護士事務所です。
SNSを含めたインターネット上でのトラブルで刑事事件化した場合の弁護活動に関しても、実績がございます。
SNSやインターネット上での書き込みは、たとえ匿名であっても、IPアドレスやドメイン名、日時や時刻等から書き込み元が発覚する可能性が高いです。
ケースのように信用を毀損する書き込みがSNS等でなされ、被害届が出された場合、警察のサイバー犯罪対策担当などが犯人を特定し、被疑者宅のパソコンやスマートフォンが家宅捜索等により押収・データ解析することで証拠を収集します。
また、逃亡や罪証隠滅の恐れを理由に、被疑者が逮捕される場合もあります。
神奈川県横浜市栄区で、SNSを使用して信用毀損罪に問われる可能性がある方や、信用毀損罪でご家族が逮捕された場合は、弊所までご連絡(0120-631-881)ください。
弊所弁護士による初回接見サービスや、弁護士の無料相談のご案内を致します。
(栄警察署までの初回接見費用―37,800円)