【取り調べ録音・録画】川崎市の窃盗罪で知的障害を有する方が逮捕 弁護士が接見

【取り調べ録音・録画】川崎市の窃盗罪で知的障害を有する方が逮捕 弁護士が接見

Aは、川崎市内発生の窃盗罪の疑いで神奈川県川崎臨港警察署の警察官に逮捕されましたが、知的障害を有していたため、取り調べにおいて、録音・録画が実施されることになりました。 
(事例はフィクションです。)

取り調べの録音・録画の試行指針】

平成28年5月に刑事訴訟法等の一部を改正する法律が成立し、平成31年6月までに、原則、裁判員裁判対象事件、検察独自捜査事件で、逮捕又は勾留されている被疑者の取り調べ等の全過程を録音・録画することが義務付けられました。

それを受けて、警察庁では、取り調べの録音・録画の試行指針を新たに制定し、平成28年10月から実施しています(警察庁HPより)。

取り調べの録音・録画の試行対象は、
①対象事件のうち、死刑又は無期の懲役若しくは禁錮に当たる罪に係る事件、短期1年以上の有期懲役又は禁錮に当たる罪で故意の犯罪行為により、被害者を死亡させた事件
知的障害等の障害を有する被疑者の事件
です。

知的障害等を有する方事件では、罪種を問わず、取り調べ官に対する迎合性が高いと認められる場合等で、被疑者の精神的負担等を考慮した上で、可能な限り取り調べの録音・録画を実施することとされています。

取り調べの録音・録画事件では、弁護士の接見、事前アドバイスが重要】

知的障害を有する方取り調べは、「犯罪捜査規範」において、特性を理解し適切な方法により取り調べること、とされていますが、公判では、取り調べの録音・録画媒体を証拠して取り調べが行われる可能性もあるため、弁護士が事前に取り調べ対応や、録音・録画の実施の有無についてアドバイスすることが重要となります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の弁護士事務所ですので、取り調べの録音・録画対象事件についても、接見を通じて適切なアドバイスをいたします。
ご家族が刑事事件で逮捕され、取り調べについてご不安な方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士接見をお申込み下さい。
神奈川県川崎臨港警察署 初回接見費用:3万7400円)

 

 

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