窃盗未遂事件で逮捕され,再逮捕されそう
窃盗未遂事件で逮捕され,再逮捕されそうな場合について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部が解説します。
【刑事事件例】
神奈川県逗子市に住むAさんは,同市内の会社役員のVさん宅の車庫に停まっていた無施錠の軽トラック内を物色したとして,窃盗未遂罪の容疑で逮捕されました。
Vさんは,過去に車内から現金がなくなっていたことがあったため,車庫内に防犯カメラを設置しており,その防犯カメラの映像からAさんによる窃盗未遂事件が発覚しました。
実は,Aさんは過去にもVさんの軽トラックから現金を盗み出していたといいます。
(刑事事件例は,2021年11月1日に山陰中央新報に掲載された記事を参考に作成されたフィクションです。)
【再逮捕されたらどうなる?】
刑事事件例では,Aさんは,現在,窃盗未遂罪の容疑で逮捕されています。
この窃盗未遂罪の容疑での逮捕に引き続いて勾留がなされると,逮捕から勾留満期日まで最長で23日間,留置施設内に収容されてしまうことになります。
また,刑事事件例では,実は,Aさんは過去にも窃盗事件を起こしており,この窃盗事件が警察・検察に発覚した場合,Aさんは窃盗罪の容疑で再逮捕されてしまう可能性があります。
先に逮捕・勾留された窃盗未遂事件に引き続いて,窃盗罪の容疑で再逮捕がなされると,さらに再逮捕から勾留満期日まで最長で23日間,留置施設内に収容されてしまうことになります。
つまり,再逮捕がなされるとかなり長期間の間,留置施設内に収容されることになってしまいます。
【再逮捕を避けるためにはどうすればよい?】
再逮捕を避けるためには,まず,当初の窃盗未遂事件での取調べを適切に応じることが必要です。
例えば,当初の窃盗未遂事件の取調べの中で窃盗事件についての取調べがなされることも想定されますが,この窃盗事件について取調べにおいて,不必要に否認したり黙秘したりすると,窃盗罪の容疑で再逮捕されてしまう可能性が高まります。
そのため,弁護士に助言をあおぎ,取調べの中でどのように話せばよいか,どのように対応すれば再逮捕を避けられるのかを知っておくことが大切です。
また,窃盗未遂事件・窃盗事件の被害者の方と,2つの刑事事件をまとめて示談をすることも有効であると考えられます。
窃盗未遂事件・窃盗事件の被害者の方と,2つの刑事事件をまとめて示談をしておけば,仮に窃盗事件で再逮捕・再勾留されてしまったとしても,不服申立てをすることにより早期の釈放に導くことができる可能性が高まります。
そのため,早期に弁護士を付けておき,窃盗未遂事件・窃盗事件の被害者の方との示談交渉を速やかに開始してもらうことが大切です。
【弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所で初回接見を頼む】
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
窃盗未遂事件や窃盗事件など財産事件に詳しい刑事弁護士が多数在籍しています。
今回の刑事事件例のように窃盗未遂事件で逮捕されてしまった場合は,弊所の初回接見サービスを利用することが非常に効果的です。
初回接見サービスを通して,窃盗未遂事件の見通しや再逮捕の可能性,今後の対応について助言をもらうことが良いでしょう。
なお,初回接見サービスについての詳細は,こちらをご覧ください。
窃盗未遂事件で逮捕され,再逮捕されそうな場合は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部までご相談ください。
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